いろんな小話

 

 

小学生の頃「ちゃお」を毎月買っていて、当時はミルモでポン!やきらりんレボリューションを連載していてめちゃくちゃ大好きだったし友達もみんな見ていたので学校ではほぼ毎日「ちゃお」の話をしていたし、付録もめちゃくちゃ使ってた。しかし小6になったばかりのある日、わたしが「今月のちゃおもう買った?」と聞くと「わたしもうちゃお卒業したから!いまはもうピチレモンだよ?」って言われて、すごくショックだったな。ピチレモンて何?ってなったし。当時なにも調べるものがなかったから分からなかったけど、コンビニでピチレモンを見つけたときにお母さんにめちゃくちゃ頼み込んで買ってもらった。買ってもらうとき、「ちゃおは?」ってお母さんに聞かれたけど黙って首を振った。だってわたしもちゃお卒業を決心してピチレモンを買うことにしたからだ。

いざ読んでみると面白さはなにも分からなかったけど、ピチレモンの付録を身につけることで友達に近づけたみたいで嬉しかった

 

小学校の話で思い出したのでもう一個

 

小4の話。朝登校すると、クラスの男子がやたらとわたしの方を見てきてヒューヒューしてた。聞いてみると、クラスの中でめちゃくちゃ陰キャラの男の子がわたしの事を好きだという噂が回っていた。えっ、となったけどそれを悟られるのが嫌だったのでめちゃくちゃ冷静に「ふーん」て言った。その時の表情を例えるならば沢尻エリカみたいでめちゃくちゃかっこよかった気がする

その陰キャラ男子はわたしと帰る方向が一緒だったんだけど、その日の帰りにわたしが歩いていると「〇〇ー!」と呼ばれて、振り返ってみるとその陰キャラ男子だった。まずわたしが一番最初に思ったのは、「なんでいま呼び捨てしたの?」です。今まで全然話したことなかったし名前呼ばれた事もなかったのに、ちょっとクラスで噂になっただけで親しみを感じられたことがめちゃくちゃキモかった。

話をしながら帰っていると、そいつがいきなり立ち止まったのでわたしも立ち止まると「〇〇さ、、、朝みんなが言ってた事あるじゃん?、、、あれ、本当だから、、、!じゃっ!(ダッ)」って走って帰って行った。本当に(ダッ)っていう効果音がつくくらい、(ダッ)って走って帰って行った。

その日からですかね、わたしが男を嫌いになったのは

 

すごく覚えている。めちゃくちゃキモかったので

 

 

 

 

前にも書いたことあるけどわたしは中学の頃バレーボール部に所属していて、なんでバレーボール部に入ったかというと、本当は吹奏楽部に入りたかったけど顧問の先生恐いらしいし練習めちゃくちゃきつそうだから、その次にやってみたいバレーボール部にした。

 

バレーボール自体はめちゃくちゃたのしかったけど、先輩が最悪中の最悪だった

 

先輩がボール運んでたら率先して変わらないとなぜかキレられるし、先輩より先にモップがけしないと殺された。なのに先輩に「モップ変わります」っていうと「大丈夫(キレ気味)」って言われる。なんでだよ

 

でもわたしは人に媚びるのがめちゃくちゃうまい人間なので先輩とはそこそこうまくやっていた

でも朝練にめちゃくちゃ遅刻していたのでそういった点ではかなり嫌われていた

 

とても性格が悪くて、おまけにすごくブスな先輩を深夜のコンビニでたまたま見かけて、向こうは私に気付いてなかったし話すのも嫌だったので商品棚に隠れながら様子を見ていると、どうやら彼氏らしき人物と一緒に来ている様だった。彼氏もなかなかの不細工で、黒金ジャージを着ているようなどうしようもなさそうなやつだったが、女の先輩の方もスウェットにキティちゃんの健康サンダルを履いているようなどうしようもない女だったので、ちょうどいいなと思った

「普段は後輩に理不尽な事でキレるめちゃくちゃ厳しい先輩が、好きな男の前ではこんな話し方で、こんな笑顔を見せるのか、、、恋ってすごいな」

わたしが恋について学んだ瞬間だった

 

 

中学2年生の頃、違うクラスの話した事もない男子のことを好きになった。全然顔もかっこよくないし、もちろん性格も知らないのに、なんか好きだった。その人の事を見たくて、わざわざ一番離れた教室まで友達に定規借りに行ったりしてたすごく可愛い時期があったんだけど、中3になってその人と念願の同じクラスになれてめちゃくちゃハッピーだったけど、いざ近くで話してみるとめちゃくちゃ顔きもくて、しかも話す時にめちゃくちゃツバが飛んでいて大嫌いになった

 

 

高校生の記憶はほとんどない。高1でわりと序盤に友達になった子が、ヤンキー彼氏のことを「だぁ」って呼んでて、「ヤンキー彼氏のことをだぁって呼ぶなよ」と思ったことと、アニメけいおん!が好きなデブなクラスメイトが当時けいおん!がパッケージになっていた菓子パンを毎日食べていて、「けいおん!が好きだから毎日買ってるんだ。ファンはすごいなぁ」と思ったのになぜかパンの袋を捨てていたから「なんで捨てるの?」って言ったら「いいだろ別に!!!」って怒られて なんでだよ ってなった事くらいしか記憶ないな。

なぜならくそしょうもない高校だったので

 

 

心機一転、専門学校で楽しい学校生活を送ろう!と思っていたのに最初に隣の席になった子に第一声「どこ住みですかー?」って聞かれてめちゃくちゃ萎えた。リアルにどこ住みですかー?って聞くやついるのかよと。いまではその子とめちゃくちゃ仲良しになっちゃったけど

 

 

こう考えるとわたしの学生生活、なにも充実してないな

 

なんだかんだ小学校が一番楽しかった

 

牛乳ビンの上のビニールについてる紫のピラピラをたくさん持ってるやつが"""偉い"""みたいなので一番偉いやつに選ばれたことがあるし、

 

児童館で、毎日ひとりで「焼きたて!!ジャぱん」を読みに来ている中学生をめちゃくちゃ馬鹿にしていたし、

 

普段は仲良いと見せかけてお互いをライバル視してる男子2人が、100マス計算の時に明らかに相手を気にしてノールックで「お前いまどのへん?」って聞いてるのを見て、超絶きもいなと思っていた

 

こうやって書いてて思うけど、人を馬鹿にする事に関しては小学生の頃からなにひとつ成長していないな